春合宿 3日目
スタジオエクセの中野嘉子です。
合宿の3日目、私は、テニスコートの担当でした。
今日は最終日なので、どのコートでもマッチをしたので、
「サーティー・フィフティーン!」など、コールする声が
あちこちから聞こえてきました。
ハムスターチーム。
試合らしくなり、とても楽しそうでした。
シマウマチーム。
シマウマになると、ファーストサーブが入った時に
サービスエースになる事が多く、
又、その逆に、ダブルフォルトも多いのが気になりました。
シマウマとライオンは、同レベルなので、
シマウマ対ライオンのマッチをしました。
とても盛り上がりました。
ライオンチーム。
チーターチーム。
中高生の中に、1人4年生が混ざって、ミックスダブルスをしました。
4年生でも対等に試合ができました。
テニス部の男の子は、コーチとシングルスの試合をしました。
ハンディキャップをもらい、サーティー・ラブから開始しました。
なかなか見ごたえがありました。
試合の後は、礼儀正しく、握手で相手をたたえ合いました。
スポーツマンシップにのっとって、清々しい最後でした。
全員集合!
体育館チームのみんなも一緒に、集合写真を撮りました。
総勢、43名でした。
大きな怪我や病気、事故がなく、良い合宿になり、感謝です。
お世話になった先生方。
みんな優しく、たくましい先生達でした。
体育館チームでは、30分おきの水分補給が待てず、昨日から「喉が渇いた。」「お手洗いに行きたい。」など、
ちょっとの我慢ができない人達が目立ちました。
体育館チームは魚取り網を持って球拾いをしますが、競争のように、
我先にと走り回って「こんなに取った~!」と見せに来てくれるのですが、
テニスコートチームは、チーターチーム以外の男子は、ボール拾いが嫌いです。
「拾った分だけ打てるよ。」と言わないと進んで拾わず、ふざけ合ったり
おしゃべりばかりしています。
又、試合は、色々なお友達とぺアになりますが、誰と組むかを告げた とたん
嫌な表情をしたり、ペアのミスを責めたりする人がいます。
それを注意した時、チーターチームの最多参加者のお兄さんが、
「僕が小学生の頃は、誰と組んでも、楽しかったけどなあ!!」
と一言!
素晴らしいですね。
全員が、そのような気持ちになってくれたら、とても嬉しいです。
体育館のお友達は、テニスってどのような物か、わからないまま参加された人も
いらしたと思います。
でも、みんなしっかりボールが見られるようになり、上達した事がとても嬉しいです。
東京のお友達、京都のお友達、小さなお友達、大きなお友達
みんなが一緒になって、仲良く過ごしている姿には感動を覚えました。
仲間と遊びたい気持ちをぐっとこらえて、小さいお友達のお世話をしてくれた人もいました。
出されたお食事を黙々と食べられる人、一口食べて、まずい!というお友達。そのくせ
おかわりには行って、又、一口だけ食べて、残す。
私がおにぎりを握って食べて頂くなど、色々な場面で、様々な事がありました。
でも、その都度、当事者たちには、「どうしたら良かったのかな。」と考えてもらい、
問題解決して過ごしてもらいました。
他のスタッフや子供達から、多くの苦情、誰がこうした、誰がどうした、などを
聞きましたが、私が見てなかった事については、「分かりました。」と聞くだけにしています。
私が自分で見聞きした事で、これはスルー出来ない、と感じた事はしっかりとマンツーマンで関わり、
考えて頂く時間を作っていきました。
気持ちの行き違いや、誤解が生じる事は、仕方がない事ですが、その都度、話し合っていくうちに、
みんなの気持ちがこちらにも分かり、話し合いの場は大切だと思いました。
あちこちから『夏合宿行く?』『次は夏合宿だよね!』など、もう夏合宿の話題が
飛び交っていて、嬉しく思いました。
「まだ、帰りたくな~い!」との声も聞こえてきました。
「又、夏休みになったら、一緒に行こうね。」と約束をしました。
楽しい、実り多き3日間でした。
中野嘉子でした。