2・3歳児クラス お絵描き(節分)
2月3日の節分に向けて、1月後半から鬼のお面の制作を行いました。
丸いお顔、四角いお顔、様々な色、角の数・・・個性豊かな鬼たちが出来上がりました。
実はこれは子供たちが自分の意思でどうしたいかを決めたものです。
輪郭や角の数、棒の色は見本を見せて、
「丸いお顔にする?四角いお顔にする?」
「何色の鬼さんにする?」
「角は1本にする?2本にする?」
「棒の色は4つあるけどどれにする?」
と二者~四者択一で提示すると、皆自分の意思で決める事ができました。
まずは、食べても害のないSTOCKMAR(シュトックマー)の蜜蝋クレヨンで子供達の手を持って輪郭や髪の毛、顔などを一緒に描きました。
その後、ドイツのシュタイナースクールの使用しているものと同じ絵具で色塗りをしました。
クレヨンの上は絵具がはじくので、皆不思議そうな顔をしていました。「うわぁ」という声も聞こえてきました。
「クレヨンが消えないねぇ」と語りかけて、興味を引き付けました。
乾いた鬼は親子鋏で切りました。
グーで閉じる、パーで開けるのお約束をして、先生と「グーパーグーパー」と言いながらゆっくりと切りました。
線の通り鬼さんを切るのは大変でした。
月齢の差があるので、理解の差も大きいです。
目にはセロファンを貼りました。
セロファンの色も見本の中から使いたい色を全員が迷わず即答していました。
出来上がったお面を覗くと世界の色が変わるという、不思議体験を楽しんでいました。
自分で作った、世界に一つだけのお面を手に持って、とっても嬉しそうでした。
手先のトレーニングもこども自身が楽しくなければ上達しません。
「興味を持って、こどもが自らやりたがるように」取り組んで貰う事を大事にしています。
出来たことはたくさん褒めてあげて、完成は一緒に喜びました。
教室にはかわいらしい鬼さんがいっぱいになりました!
お休みさんが二人も居て残念でした。
この季節は風邪を引きやすいので、なかなか全員揃わず寂しいです。
節分が過ぎれば春はもう後少し、体に気を付けて寒い冬を乗り切って下さいね。